4月2回目の山行は厚沢部太鼓山。春の花々でもここは水芭蕉とエゾノリュウキンカを見るのがうれしい。ゆっくり太鼓山を登りながら花々を楽しむ。ここのエンレイソウは函館山とまた違って黒実のエンレイソウと言うそうで,花の中の実が黒いものが多い。通常のエンレイソウはそれと区別するために青実のエンレイソウと言われる。こちらも混在している。今年は山全体がカタクリで覆われていた。カタクリの学名Erythronium japonicumのerythroniumというラテン語の元はerythrosというギリシア語で「赤い」を意味する。ニリンソウとともにスプリング・エフェメラル(春のはかない花)と言われるが,エフェメラルはこれも元はephemerosというギリシア語で「一日限りの,はかない」という意味。だから昆虫のカゲロウの学名にも含まれている。今日は説明が長くなった。
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