2016年10月17日月曜日

10月13日 八甲田山

毎年恒例の八甲田山の紅葉狩り。昨年は初冠雪の日で風も強く大変だったが,今年はまた別の意味で大変だった。北海道新幹線が開通したことにより,昨年まで利用していたスーパー白鳥がなくなり割高の新幹線を使わねばならないこと。それに伴い,これまで利用していたタクシーが新青森駅からは料金が高くなること。これまでのように青森からタクシーとすると乗り換えが面倒なこと,等々。新幹線はしようがないので今回はレンタカーを利用することにした。車はロープウェイ山麓駅に置き,酸ヶ湯か城ヶ倉からバスで戻ることにした。新函館北斗駅まで各自車で集合し,2本目の「はやぶさ」で青森へ向かう。さすがに速い。レンタカーの手続きも順調に済ませ,八甲田へ。ちょっと余裕を持ち過ぎ,ロープウェイに乗る段でごたごたしたため少し遅くなった。結局11時20分に山頂駅から歩き始める。追い打ちをかけるように,木道の上の融けかけた雪が滑り易くて歩き難い。みな何回か滑った。途中霰や雨に降られて雨宿りしたりして相当時間をロスした。途中立ったままで簡単に昼食も済ませ,先を急ぐ。毛無岱に着くころには雨も上がり,青空も見えて,きれいな紅葉を見せてくれた。これまでの苦労のご褒美だ。温泉は城ヶ倉を利用するつもりだったが,日帰り入浴の時間に間に合いそうにない。それどころか乗る予定だったバスにも間に合わない。タクシーもロープウェイ山麓駅までだと短か過ぎて来てくれないということ。どうするか。私が歩いて車を取りに行くことにした。歩いて40分くらいと言われたがヒッチハイクを試みる。サインを出して2台目の車が止まってくれた。地元のボランティア帰りのおばちゃんたち。「拾う神」に拾われた。車で走っても随分あった。気持ちだけのお礼を渡そうとすると「また青森に来てくれたらいいよ」と断るので,その気持ちに甘えさせていただいた。ありがとうございます。車で帰るとみんなが早すぎてびっくりしていた。「走って来ました」と冗談を言う。時間がないので温泉は諦めて,経緯を話しながら新青森駅に向かう。レンタカーを返して,30分ほどの余裕を持って新青森駅に着いた。お土産を見繕って新幹線に乗ることができた。残った弁当など食べながら今日のことを話していたらもう新函館北斗に着いた。6時半過ぎ。それぞれ自分の車で帰途に就いた。

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2016年10月4日火曜日

9月29日 知内尖山

9月は天候に祟られ1回しか山行できなかった。その1回は知内小谷石の尖山。標高360mくらいの山だが,ほとんど海抜0mから登るので登り甲斐がある。微かに踏み跡はあるが,道はわかりにくい。登りはまだいいが,下りは迷い易いので,尾根を左へ左へと下りる。花はアキノキリンソウがポツポツと鮮やかに咲いていた。天気も穏やかで頂上は暑いくらいだった。9時10分にイカリカイ駐車場を出発,10時50分に頂上着。狭い頂上で昼食を摂り,12時20分には下山した。こもれび温泉でゆっくり汗を流して帰途に就いた。

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